Merlinベースの3Dリグを発見!!!



カルフォルニア在住で航空電子産業に勤める Pavel Houda さんによる、Steadicam Merlinをベースにした自家製3Dリグ。Merlinのメーカー推奨重量上限2.2Kgを越えているように見えますが、すごいのはそのシステムの完成度。

小型ハンディカムを2台並列して撮影タイミングとズーム&フォーカスをシンクロさせつつ、その映像をバッグに収めたノートPCに取り込み、そこからリアルタイムで3Dメガネに映像を送出し、3Dメガネを掛けてカメラをオペレートする、というハリウッドもびっくりのシステムです。

外観はいかにも研究段階っぽさが漂いますが、機能は立派に果たしているようです。もしかすると数年中にこうした手軽な撮影形態があちこちで見られるようになるかも知れません!?



【ご注意】本記事はステディカムの改造や規定重量超えの使用を推奨するものではありません。ステディカム製品は取扱説明書に記載の注意点を守ってお使い下さい。米国Tiffen社Steadicam事業部および銀一株式会社では規定重量を超えたシステムでの撮影を推奨せず、また規定外の使用における各部破損については、正規輸入品かつご購入1年以内であっても、その修理はすべて有償となりますのでご注意下さい。

カテゴリー: video | Permalink